アメリカへの旅・第8話 (大谷翔平・詣で@エンゼルススタジアム❸)

ボールパーク(球場)へ来たら、やはりジャンクフードを食べなくてはならない。
エンゼルススタジアム名物の『ヘルメット・ナチョス』


ヘルメットの中にチップスとサラダを投入、メキシカンの香りがするサルサソースがたっぷり。
食べ終わった後のヘルメットは、中を良く洗ってお土産として持って帰る人も…

罪悪感たっぷりのハンバーガー(¥3.000)は、ペロリと食べたが(写真ナシ)、フライドポテトは塩っぱくて食べきれなかった。(やはり娘たちも…) こちらのトマトケチャップはとても甘いので、それをディップして中和させながら食べた。¥1.600でこの量ならば、1/3の量で、プライスも1/3でイイのに… (お国柄、そう言う訳じゃいけないんだろうなぁ)

私の右隣の席には、横にも縦にもデカい、まさアメリカを象徴する男性が座っていた。私が食べているメニューと同じモノを食べていた。例の甘いトマトケチャップのリフィルを10個も握って、塩っぱいフライドポテトにたっぷりとかけていた。それでも飽きが来たのだろう、食べ残したポテトを自分の座席の下へ放り込んだのだ!
しばらくして、その大男は、今度は山盛りの「オニオンリング」を買って来た。半分くらい食べたところで飽きてしまったのか、再び座席の下へ激しく投下。
(これって一体、誰が掃除をするのだろう?)(まずは、フードロス対策の方が先では?)

そうこうしている内に、ゲームは2ー5で、エンゼルスはタイガースに惜敗。
スター不在のまま、呆気なく試合終了…
時々、彼がベンチから出て来た時の写真が撮れただけ…

通訳の一平さん

でも彼は、この翌日に手術を受けたので、『これがエンゼルスでの最後の勇姿』だったワケで、我々はラッキーだ!と思うしかない⭐︎

エンゼルスの観客スタンドを後にする前に、重大な問題が起きてしまった!
うーん、どうやら私はクレジットカードを無くしたような気がする…
カードはハーフパンツの右ポケットへ入れていた。
座席を立ったり座ったり、シートの左右が埋まっていたため時折、後方から跨いだ事もあった。
どこかのタイミングで「カチッ」と音がした時があった。
その時点ですでに、座席シートの隙間から落ちていたのだろう。
私は違和感のある音を感じて、一度は座席シートの下を覗き込んだ。
そこは、トマトケチャップまみれの揚げ物だらけだった!
血みどろさんの現場は長い間、見てられなかった!
(隣の大男の投げたモノのケチャップが、私の靴にも飛び火していた。)

VISAカードに電話するも、もの凄く早いスピードの英語に私は怯んでしまった。
「Japanese Please 」のお願いも、カスタマーセンターの返答の意味が全く分からず、(この件は日本へ帰ってからだ、と)一端電話を切った。
「きっと、どこからか出て来るだろう…」と運に頼って球場を後にした〜

(大谷翔平・詣で@エンゼルススタジアム❹)へ続く〜